このような方にオススメのイベントです
- DX推進部門リーダー/担当者
- 新規事業創造・イノベーション担当部門リーダー/担当者
概要
■2023年4月4日(火)17:00-18:00
◎GPT-4改めChatGPTプラグイン登場!言語AIのビジネス活用
セミナーのタイトルを「GPT-4登場!言語AIのビジネス活用」から「ChatGPTプラグイン登場!言語AIのビジネス活用」に急遽変更いたしました。
というのは3月23日にOpenAIがChatGPTプラグインという仕組みを発表したためです。
プラグインとは、ChatGPTにいろいろな機能やデーアを取り組むことのできる仕組みのこと。既に何社か有力企業がプラグインを開発してきています。メディアやSMS上でChatGPTの熱狂が続いていることからして、今後プラグインが次々と開発されることは容易に想像できます。
プラグインの仕組みを使えば次のようなことができるようになると言われています。
例えば自分の好きな料理のリストをChatGPTに教えておいて、「週末は素敵なレストランで彼女と夕食をともにしたい。平日の夕ご飯は自炊するので、レシピを考えておいて。ダイエット中なので、しっかりカロリーも計算してね。あとは食材の配達が夕食に間に合うように近くのスーパーに配達をお願いしておいてね」と命令。そうすると、Opentableのプラグインがレストランを予約し、Wolframのプラグインがレシピを検索しカロリーを計算。Instacartのプラグインが必要な食材を近くのスーパーに注文してくれるわけです。
つまりプラグインはスマートフォンで言うところのアプリのようなもので、今回ChatGPT向けアプリストアのようなものが開設された、ということなのです。
さらにスマホを例に取って考えてみましょう。iPhone3からiPhone4へのバージョンアップと、アプリストアの開設では、どちらのほうがユーザーの使い勝手が向上するでしょうか。どちらのほうが産業界全体へのインパクトが大きいでしょうか。間違いなく後者でしょう。
同様にGPT-4へのバージョンアップよりもプラグインの仕組みのスタートのほうが、大きなインパクトになる。そのため、開催テーマを変更いたしました。
スマホの世界には、Appleが開発、管理する非公開のiOSと、Googleが開発したもののオープンソースで公開されているAndroidの2つの陣営があります。
AIの世界でも、ChatGPTが非公開のプラグイン・プラットフォームになる一方で、LangChainと呼ばれるオープンソースのプラグイン・プラットフォームも登場しています。
AIの業界勢力図が、スマホの勢力図に酷似してきたわけです。
戦国時代には武将の勢力図が変われば、小さな領土の武将の戦い方が変わります。
AIの勢力図の変化に応じた戦い方とはどのようなものになるのでしょうか。今回のエクサウィザーズのセミナーは、勢力図の動向について弊社のAI新聞湯川鶴章編集長が解説したあと、言語AIを専門とする弊社エンジニアやリサーチャーとのパネル討論会を行います。GPT-4関連の類似セミナーとは全く内容が異なるものになると思います。
本セミナーはDX推進部門や新規事業創出を専門とする部門で「今後ビジネスにおいてチャット型AIの活用検討している」「大規模言語モデルの最新状況を整理して理解したい」という方のために、刻一刻と変わる最先端の動きを交えて分かりやすく解説する内容となっております。是非お誘いあわせの上ご参加ください。
(本セミナーは無料です。)
Program
プログラム
AI新聞編集長
湯川 鶴章
技術統括部
AIインキュベーション室
佐々木 励
NLPグループ MLエンジニア
長谷川 駿
開催日程が近くなりましたら、エクサウィザーズから視聴のためのZoom URLをEメールでご案内いたします。お申し込みフォームからお申し込みください。
Profile
プロフィール
AIインキュベーション室
東北大学大学院で素粒子物理学を専攻。CERN研究所に留学。その後、IBMにエンジニアとして入社し、第2世代AIを開発、第3世代AI「Watson」を推進。次にボストン・コンサルティング・グループに移り、戦略コンサルタントとしてクライアントのAIやIoT事業の立ち上げを支援。2017年にLINE株式会社に移り、AI領域の担当として「LINE BRAIN」の事業立ち上げや「CLOVA」の事業開発などに携わる。2020年、エクサウィザーズへ。現在はプロダクトマネージャーとして、AIの新規事業創出を担当。パラレルワークで、本田圭佑氏が代表のNowDo株式会社のアドバイザーも務める。
NLPグループ MLエンジニア
東京工業大学 奥村研究室 修士卒, 博士課程中退。5年半行ったテキスト要約の研究で最難関国際会議 ACL採録、国内研究会(NL研) 若手奨励賞を受賞。NLPに関連した案件&プロダクト開発およびNLP技術を使った研究開発に従事。過去の研究内容には文圧縮・文書要約、方言翻訳 、アルゴリズムの理論解析などがある。