生成AI使う企業と使わない企業の差が出始めた
第26回 exaBase 生成AI ユーザー会レポート

   
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こんにちは!株式会社エクサウィザーズAI新聞編集長の湯川鶴章です。

2025年9月26日に、東京田町の株式会社エクサウィザーズ本社で、株式会社Exa Enterprise AI主催の第26回exaBase 生成AIのユーザー会が行われました。

OpenAIのCEO、Sam Altman氏は「われわれは基本機能を提供するだけ。それをどのように活用するのかはユーザー次第。ユーザーのクリエイティビティの多様性には、いつもびっくりさせられます。ユーザーこそがAI革命を先導しているんだと思います」と語ったことがあります。

今回講演を受けていただいたタカラトミー様は、実に素晴らしいクリエイティビティを見せていただきました。ユーザーこそがAI革命を先導しているというSam Altman氏の意見を私自身も実感させてもらいました。

最初の事例は、売り場の状況のレポートです。家電量販店に出向き、自社製品の棚の写真を数枚撮って、それをexaBase生成AIにアップロードし、レポートを書くように指示したんだそうです。

プロンプトに入力したのは、販売店を訪問した日時、場所(販売店名と6階おもちゃ売り場)。後は「場所、気づく特徴など把握して、できるだけ詳しく。また欠品状況など分かる限りレポートして。欠品している商品情報と売れ筋商品か。陳列される商品を具体的な商品名で掲載して、値段の分かるものは、報告書に記載を」と入力しただけ。わずか数秒後に立派な報告書が生成されました。

欠品状態まで分かったので、その後担当者が販売店に連絡したそうです。

 

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実に素晴らしい活用方法です。お話を伺ったら「何ヶ月か前にユーザー会の講演で、湯川さんが写真をアップしたら生成AIが住所を特定したと言う話をしていたじゃないですか。あれがヒントになったんです。写真をアップしたら何ができるか試してみたら、こんなことができました」と語ってくださいました。僕の使い方なんて、タカラトミーさんの使い方に比べれば初歩中の初歩の使い方ですが、それでもヒントになったのであれば、とても嬉しいことです。

 

その他、台湾出張の旅のしおりを生成AIで作られた話もおもしろかったです。台湾出張に関して、出張メンバーの間で事前に要望や質問、それに対する回答がメールで飛び交いました。大量のメールがやり取りされたので、どこにどの情報があるのか分からない状態です。今までなら、手作業でそうした情報を集めて旅のしおりを作るしかなかったのでしょうが、試しにメールをexaBase生成AIに読み込ませ、「出張工程表を作って」と指示されたそうです。そうすると出張メンバーそれぞれが台湾に入る日時を時系列に並べた表を始め、予定表、連絡先、宿泊先の情報、当日の天気予報までが表示される会社支給のiPhone用の旅のしおりが完成したそうです。HTMLファイルで出力しているので、該当部分をタップすれば情報元のウェブページにジャンプします。必要な情報やサービスには、この旅のしおりを起点にしてタップでアクセスできるわけです。見た目も綺麗で、旅行会社に任せてもここまで完璧な旅のしおりはなかなかできないだろうなと思いました。

 

また商品管理システムをリニューアルした際のアンケート結果をレポート化したお話も素晴らしかったです。まずはエクセルの集計結果を整えるのに「ファイル処理・高度なデータ分析GPT-4o:v2/standard」を利用したそうです。エクセルを直接添付し「12行目は各列の回答の意味。13行目以降がその回答内容です。回答数など数値情報も合わせてまとめて」と命令するだけで、GPT-4oは非常に正確に取りまとめてきました。

 

次に文章レポートをClaude 3.7 Sonnetに添付して、「寄せられた意見を元に、ビジュアルレポート化してください。出力はHTMLファイル」​「テキストマイニングで、縦軸を『助かっている』『困っている』、横軸を『維持してほしい『改善してほしい』のベクトルにして、主要なワードにしてプロットしてください」 とプロンプトで具体的に希望を伝えたそうです。そうすればとても見栄えのいいレポートが完成したそうです。​



ユーザー会も26回になりました。これまでのユーザー会は「生成AIの利用が広がらない。どうすれば利用してもらえるようになるんだろうか」というような会話が中心でした。もちろん今でもそれは重要なテーマで、懇親会の各テーブルの会話に入っていくと、活用促進の話が聞こえてきます。それでも今回のように非常に画期的な事例も出始めました。それがユーザー会の直近の動向だと思います。

 

毎回ユーザー会に参加されるM様にその話をしたら「うちでもタカラトミーさんと同様に非常に画期的な利用方法が出始めました。各社そういうフェーズに入ってきたんだと思いますね」とおっしゃってました。その画期的な使い方は、ライバル社との差別化に繋がる話だと言うことで、あまり具体的なことは教えてもらえませんでしたが、自社の業界ならではの使い方を編み出しておられるようでした。

 

生成AIを活用する企業と、そうでない企業の差がいよいよ出始めたようです。私が今回お話させていただいた方の中でもそういう意見が出ていました。「これから企業は二極化していきますね。生産性に大きな差が出そうです」というお話でした。「このユーザー会に、うちの経営陣にも参加してもらいたい。世の中の最先端は現場にあって、その現場がどう動いているのかを経営陣にも理解してもらいたい」と語っておられました。

 

その他の話題としては、私からはAI業界の競争の焦点が基盤モデルの性能ではなく、AIを動かすインフラであるAIデータセンターをどれだけ早く大きく建設できるのかの勝負になっているという話をさせていただきました。

 

また弊社スタッフからはプロダクトアップデートの説明と、面白い活用事例、AI人材育成の考え方などをお話しさせていただきました。プロダクトアップデートにはユーザーの皆さんも関心がおありでしょうから、詳細情報を添付させていただきます。今回のユーザー会でも「exaBase生成AIの機能追加のスピードが速すぎて使いこなせてない感じがあります。ユーザー会にきてエクサウィザーズの方にいろいろ質問できるのがありがたいです」と語っておられる方がいらっしゃいました。

 

今回のユーザー会ではタカラトミー様がユーザー会にリアル参加いただいたユーザー様のために黒ひげ危機一髪などのプレゼントをご用意いただきました。黒ひげ危機一髪に一人一人が剣を差し込み、黒ひげが飛び出した方という楽しい方法で勝者を決めました。

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その他、有名なお店のお弁当や珍しい日本酒も用意することで、役にたつだけではなく楽しいユーザー会も目指しています。最新情報は常に現場にあります。ぜひ次回のユーザー会に奮ってご参加ください。

 

次回は名古屋のユーザー会が10月14日(火)、東京のユーザー会が10/30(木)の予定です。名古屋のユーザー会には、AIのインフルエンサーとして有名なマスクド・アナライズ様が登壇予定です。ご期待ください。

次回のexaBase生成AIユーザー会のお申込みはこちら

exaBase 生成AI ユーザー会@愛知

場所:TKPガーデンシティPREMIUM名古屋駅前 ホール3G

  (〒451-0045 愛知県名古屋市西区名駅1-1-17 名駅ダイヤメイテツビル3階)

日時:10月14日(火)17:30-20:00(受付開始:17:15)

exaBase 生成AI ユーザー会@東京

場所:エクサウィザーズ三田オフィス(Zoom同時開催) 
日時:2025年10月30日(木)

【リアル参加】17:30-19:30(受付開始:17:15)

【オンライン参加】17:30-18:30