木こりのジレンマ
立ち止まってスキルを磨く重要性
 第30回 exaBase 生成AI ユーザー会レポート

   
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イラスト 出典:ヤマモリ株式会社様のスライドから

 

忙しくて斧を研ぐ時間がない。しかし切れ味の悪い斧を使い続けていては、切り出せる木材の数が限られてしまう。斧を研ぐことに時間は取られてしまうけれど、一度研げば切れ味のいい斧のおかげで生産性が大きく向上する。

こんにちは!株式会社エクサウィザーズAI新聞編集長の湯川鶴章です。

2026年1月29日に、株式会社Exa Enterprise AI主催の第30回exaBase 生成AIのユーザー会が東京田町のエクサウィザーズ東京本社で行われました。

上の木こりのジレンマの話は、今回のユーザー会のメインスピーカーを務めていただいたヤマモリ株式会社社長室の奥野佑樹様がご講演の中で紹介してくださったものです。生成AIを使えば生産性が向上するのに、多忙を理由に生成AIの使い方を学ぼうとしない。斧を研がない木こりと同じだというわけです。
奥野様のこの木こりのジレンマの話に対し、今回のユーザー会に参加された皆様から「木こりのジレンマの話に大変共感いたしました」「木こりのジレンマの話、使わせていただきます」「木こりのジレンマ、当社でもあるあるの話で、印象深かったです」といった感想が数多く寄せられました。

この木こりのジレンマに陥った社員に、どうすれば生成AIの使い方を学んでもらえるのか。奥野様は「全社横断の社内改革プロジェクト​によるexaBase活用推進と組織文化の醸成」というテーマで、これまでの取り組みについて詳しく教えていただきました。

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まずヤマモリ様のAI推進体制の特徴として①情報システム部門がAIの推進役を担うのではなく、様々な部署のメンバーから構成される全社横断のワーキンググループの体制を取ったこと②入社3年目の社員を議事録生成チームの責任者に起用するなど若手を抜擢したこと、を奥野様は挙げられました。

またユニークな施策としては、「周りの目が気になる」「遊んでいると思われるのではないかと不安」​という声に対し、「生成AIはじめました」などといったステッカーを配布。「生産性向上中」を掲げ自信を持って利用できるようにしたと言います。

また各分科会で勉強会やユーザー会を実施。削減時間上位ユーザーによる​ユースケースの共有を行い、参加者から「役立った」または「非常に役立った」と回答​を得たということです。

そのほかのAI推進策の事例をいくつもご紹介いただきました。今回のユーザー会のアンケートには「ヤマモリ様の事例紹介:AIの活用について徐々に社内で浸透させるそのプロセスが素晴らしいと感じました」「ヤマモリ様の事例が非常に地に足ついた地道な活動で、自分たちの活動に自信をもって進めていきたいと改めて感じさせられた」「事例発表が大変参考になりました。今後も他社様の事例発表をメインに開催していただけるとありがたいです」などと絶賛のお声を数多くいただきました。

ヤマモリ様・奥野様のご講演の他に、弊社からは湯川の最新ニュースの解説、プロダクトアップデート、画像生成アイデアソン報告、営業エージェント紹介をさせていただきました。

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そしてユーザー会の第2部の懇親会は、われわれエクサウィザーズ社員にとっても、参加されたユーザー様にとっても、互いの生のご意見を聞くことのできる貴重な機会。今回のユーザー会の懇親会でも、ユニークな生成AIの使い方のお話を聞くことができました。あるユーザー様は、物事に積極的なチャットボットと、懐疑的なチャットボットを作り、両方の意見を聞いた上で物事を判断するとおっしゃっていました。

また別のユーザー様は、生成AIに上司の方の性格や特徴を記憶させて上司チャットボットを作り、上司に報告する前に上司チャットボットと会話のシミュレーションをするそうです。上司ボットの存在は、もちろん公開されていないそうです。こうしたオフレコ話を聞くことができるのも、懇親会の醍醐味だと思います。

ユーザー会が初めての方も、次回はぜひ現地にお運びいただき、いろいろなお話をさせていただければと思います。

次回の exaBase 生成AI ユーザー会のお申込みはこちら

【ハイブリッド開催】exaBase 生成AI ユーザー会 @東京

- 場所:エクサウィザーズ三田オフィス(Zoom同時開催)

- 日時:2026年2月26日(木)

 【リアル参加】17:30-19:30(受付開始:17:15)
 【オンライン参加】17:30-18:30